平成17(2005)年前半に登った山   山の名前の欄をクリックすると登ったときの詳細を紹介しています。
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登った日 山の名前 写  真 ルート感想など
 9月11日 長野県
杓子岳・鑓ヶ岳
杓子岳(クリックして大きく)  白馬三山登山の2日目、前夜の強い雨は小雨に変わっていたが白馬山荘の周りは濃い霧に覆われていて目の前に見えていた杓子岳もどこにあるのかわからない。
 全員カッパを着て午前7時頃に山荘を出発。村営頂上宿舎まで下り丸山に登る。そこからは霧の中長い下りとなり、方向がわからないが登山道をひたすら歩く。やがて石がゴロゴロした登りとなり、杓子岳山頂への取り付け道に入る。途中で雷鳥にも出会ったが霧の中すぐに見えなくなってしまった。
 杓子岳を下り鑓ヶ岳に向かい全員登頂し一同で万歳をする。鑓ヶ岳から鑓温泉までの下りはお花畑もあり時折雨もやんだが、鑓温泉近くの鎖場では雨が強くなり慎重に下った。
 標高2,100mの鑓温泉はとても素晴らしく、疲れをいやしてくれた。翌日は晴天で5時半頃雲海からのご来光を拝んで下山した。写真は白馬大雪渓上部から見た杓子岳(クリックして拡大
 9月10日 長野県・富山県
白馬岳
白馬岳(クリックして拡大)  長野県と富山県との境界にある白馬岳(2,932m)は登山道の大雪渓がよく知られていて、夏山の登山者は何万人にもなると聞いている。職場の仲間達と登山計画を立て、9月9日に別府国際観光港から大阪南港までフェリーで行き、白馬村の猿倉で前泊。翌日白馬尻からあこがれの大雪渓を歩いて白馬岳に登り、白馬山荘に宿泊した。
 大雪渓の上部は8月上旬に大崩落事故があり心配していたが、秋ルートに切り替えるなど迂回路ができていて登ることができた。9月になっていたが大雪渓はなど長い距離ありお花畑でも色々な高山植物が咲いていて楽しませてくれた。
 天気も時折ガスが覆うものの、全体として晴れていて山頂からは周りの山々や大雪渓なども見ることができ満足のできる登山だった。写真は白馬山荘の上から見た白馬岳の山頂で、クリックすると白馬山荘と白馬岳の山頂。
 8月28日 竹田市
久住町
大船山
大船山(クリックして拡大)  くじゅう連山の中で昔から久住山(1等三角点1,786.5m)と高さを競ってきたと聞いていた大船山(3等三角点1,786.2m)だが、中岳(1,791m)の高さが久住山より高いことになり最近はその話もあまり聞かれなくなった。
 しかし、初夏のミヤマキリシマの花は平治岳や三俣山などと比べても引けを取らないほど群生しており、段原は歌の台詞にも詠まれている。また、ふもとの坊ヶつるキャンプ場とともに昔からハイカーのあこがれの場所でもある。
 平成12年の初夏に登って以来の登頂だが、前日職場の仲間と坊ヶつるにキャンプして早朝に登ってきた。登山コースは雨ヶ池経由で長者原に出たが、梅雨末期の集中豪雨により登山道の何ヶ所かが鉄砲水によって荒れていた。写真は中岳山頂から見た大船山(クリックして拡大)
 8月27日 竹田市
久住町
稲星山
久住山と稲星山  久住高原の南登山口あたりからは雄大なくじゅう連山が良く見渡せ、その中でも稲星山(1,774m)は一番大きくまた久住山よりも高く見える。
 以前にも本登山道や南登山口などから登ったことはあったが、今回職場の仲間と牧ノ戸峠から中岳に登る途中に御池を少し下って稲星山に登ってきた。
 稲星山頂からは久住高原はもとより、祖母山や傾山、阿蘇五岳などが展望できる素晴らしい眺めだ。しかし、この山には三角点が設置されていないために、道路地図などでは山名が載っていないことや、久住山頂からの展望とあまり変わりがないためか登ってくる人も少ないように感じる。
 本登山道から登ってくると最初にこの山が見えてくるので、久住山に登る時には是非登ってほしい山である。
写真は南登山口付近から見た久住山(左側)と稲星山(クリックして拡大)
 8月20日 玖珠郡
九重町
宝山
宝山(クリックして拡大)  玖珠郡九重町にある宝山(815.7m)は前回登った平家山(1,023m)の落人伝説では壇ノ浦(関門海峡)合戦に破れた平家の軍勢が財宝をこの宝山に埋めていたと言われている。8世紀には宝八幡宮が祀られ、豊後七宮八幡として玖珠郡の総社としてまつられている。
 宝山への登山道はこの宝八幡宮の本殿横から奥の院を経て登るルートがあるが、ガイドブックではかなりルートが荒れているようなので、北側の田代集落から山頂下まで延びている林道を歩くことにした。ガイドブックでは林道はRV車であれば山頂近くまで登れるように書かれていたが、植林が終わってかなり経っているようで、草ぼうぼうで、山頂近くでは背丈以上のカヤに悩ませられた。
 田代集落から約1時間で山頂に着くが、山頂付近では林道が一周するように周り、なかなか山頂までの取り付き口がわからなかった。写真は田代集落の上から見た宝山(クリックして拡大)。
 8月 4日 佐伯市
弥生町
尺間山
尺間山山頂(クリックして拡大)  佐伯市弥生町にある尺間山641m)は山頂に尺間神社が建設されており、県内はもとより県外からも多くの参拝客が訪れている。
 尺間の名前の起こりは釋魔(魔を釋く)から来ているそうで、弥生町坂本出身の修験僧高司盛雲が16世紀にこの地に霊場を開いたと伝えられており、山頂下の広場に石像も祀られている。
 登山口は津久見市の中ノ内から林道と400段の石段を登るルートと、弥生町から林道を山頂下まで自家用車で登り、駐車場から100段の石段を登るルートなどがある。
 今回は国道10号線の尺間山入り口から駐車場まで車で行き、そこから歩いて登った。山頂からは南西方向の展望が良く遠くには祖母山なども見えるようだ。反対側の嶺からは佐伯湾など豊後水道の絶景が望める。写真は天狗岩から見た山頂付近クリックして林道から見た尺間山
 7月23日 玖珠郡
九重町
平家山
平家山(クリックして拡大)  玖珠郡九重町にある平家山(1,023m)は玖珠町の日出生台に接しており、山頂付近は防衛庁の管轄地域となっているようだ。
 この地域は山の名前が示すように九州各地の山間に残っている平家の落人伝説があり、壇ノ浦で破れた平家の一族が、宇佐の海岸から山伝いにこの地に入り暮らし再興を願っていたがかなわず、猿の姿になって暮らしていたという話だ。
 現在は国道210号線や大分自動車道がすぐ近くを通っており、国道から平家集落まで5分ほどで行け、椎原や五家荘のように有名でないのが少し淋しい。
 平家山に登るには平家集落から延びる平家林道を2km程登り、尺間神社と書かれた鳥居のところから林道を歩いて登る。林道を30分ほど歩き、峠の手前から山道に入り30分も歩けば山頂だ。写真は平家集落から見た平家山で、クリックすると野稲岳方面から見た拡大写真
 6月 5日 大分郡
庄内町
雨乞山
雨乞岳(クリックして大きく)  別府市と大分郡庄内町との境界付近にある雨乞い岳(1,073.7m)は庄内町側から見ると黒岩山(1,106m)と共に大きな山塊となって見える。
 山頂付近まで杉や檜が造林されているので、草花や自然はあまり残っていないのではないかと出かけたが、木イチゴや野いちご、ウドやタラノメなど山菜などたくさん見つけることができた。
 登山道は湯布院側からで由布岳登山口近くから、倉木山の方向に登る林道があり、ハングライダーの発着場の方向に登っていく。倉木山を右に見ながら未舗装の林道を直進し、雨乞岳方向に進んでいく。途中何度か分岐があるので、ガイドブックや小さな標識などを頼りに進んでいくと、入口に柵のある舗装された林道に着く。そこが登山口となり、林道を20分程度、山道を30分ほど歩くと雨乞岳の山頂に着く。鞍部から右に登れば15分ほどで黒岩山の山頂だ。
写真はハングライダー発着場近くから見た雨乞岳。クリックして庄内町側から見た雨乞岳
 6月 4日 玖珠郡
九重町
一目山
一目山(クリックして拡大)  大分県と熊本県の境界付近、涌蓋山のすぐ近くにある一目山は県道飯田高原中村線沿いにあり、山頂まで植林もされていなく、遠くからでもよく目立つ山だ。山頂の標高は1,287.4mと高く思えるが、登山口付近の県道の標高は1,140mほどなので150mも登れば山頂に着く。
 山頂からの展望は180度あり、一目で周りが見渡せるような所だ。登山道は県道近くの農道から山頂に向かう踏み分け道があり、そこを山頂めがけて登ることになる。樹木もなく日差しを遮るものはないが、標高が高いせいか通り抜ける風は爽やかだ。
 登りながら周りの景色も楽しめ、すぐ近くの九重森林公園スキー場や八丁原地熱発電所から出る蒸気など他では見られない所だ。近くの温泉地筋湯温泉郷やくじゅう連山もよく見える。
 登山口から景色を見ながらゆっくり登っても20分ほどで山頂だ。高山植物などはあまりなく、山頂には1mほどの岩がいくつかあり、少し古い3等三角点「一目山」の標柱がある。
 6月 4日 玖珠郡
九重町
猟師岳
猟師岳(クリックして拡大)  熊本県との県境に近い玖珠郡九重町の猟師岳(1,423.2m)は県境付近から見ると大きな山に見えるが、牧ノ戸峠(1,330m)まで車で登っていくと標高差はあまりなく、今まであまり登ってみたいとは思っていなかった。新聞に九重森林公園スキー場から登る登山道にミヤマキリシマの花が多く咲いていると紹介されたので、くじゅうの山開き前日に登ってみた。
 この日は牧ノ戸峠の手前に自家用車を止め、合頭山を折り返した後猟師岳に登った。九州横断道路から登山道に入るとミヤマキリシマの花があちこちに咲いており、合頭山への登山道脇にもたくさんの花が咲いていた。
 猟師岳の山名は筋湯の猟師二人が猟を競ったところから付いたらしい。今まで「猟師岳」と思っていたが地図などでは「猟師山」となっている。ここでは大分百山のガイドや三角点名にあわせ「猟師岳」としたい。写真は県境あたりから見た猟師岳の山群(クリックして拡大
 5月28日 玖珠郡
玖珠町
万年山
万年山(クリックして拡大)  玖珠郡玖珠町にある万年山(1,140.2m)は玖珠盆地から多く見られるメーサ型の山で、山頂付近にはミヤマキリシマの群生地もあり、毎年5月の最終日曜日に山開きが行われている。
 山開きの前日の土曜日に職場の仲間達と吉武台牧場まで自家用車で行き、途中のミヤマキリシマ群生地などを鑑賞しながら登った。
 昨年登った時にはまだ蕾だったミヤマキリシマも満開に近く、天気が良かったこともあり多くのハイカーでにぎわっていた。
 山頂からはくじゅう連山をはじめ阿蘇五岳や新しくできた玖珠町鏡山の風力発電機群などもよく見えた。
 写真は大岩扇山から見た万年山で、クリックするとミヤマキリシマ群生地と上万年台が見られます。
 5月15日 豊後高田市
真玉町
猪群山
猪群山((クリックして大きく))  豊後高田市真玉町にある猪群山(458.2m)にはストーンサークル(環状列石)があることで知られており、麓から遊歩道も整備されている。
 この日は豊後高田市の天念寺側から黒土地区に出て、有寺から林道に入り飯牟禮神社の上宮近くに車を止めて登ることにした。登山道は杉木立の中で、展望は良くないがはっきりしていて迷うことはない。登山口から35分ほどで頂上付近の鞍部に出て、そこからから左に行くとストーンサークル右に行くと5分もせずに猪群山山頂となる。山頂からの展望はあまり良くないがストーンサークルからの展望は素晴らしい。山頂から林道に出る遊歩道は整備されており、30分ほどで林道の登山口に出る。
 写真は真玉温泉近くのふるさと農道から見た猪群山(クリックして豊後高田市内から見た周りの山々
 5月15日 豊後高田市
屋山
(八面山)
屋山(クリックして拡大)  豊後高田市にある屋山(543.4m)は遠くから見ると山頂付近は平らで、山の両肩を削り落としたような形をしている。この形から屋山の名前が付いたようだが、中津市にある八面山(659.4m)と形が似ていることから八面山とも呼ばれているようだ。
 登山口となる長安寺は国東六郷満山の中山本寺で、収蔵庫には国指定の重要文化財である太郎天の木造や銅板法華経が納められている。
 登山の前日にテレビ放送で西洋シャクナゲが満開であるとの情報を得て、大分市内から車で向かった。長安寺の手前まで自家用車が入れ、駐車場やトイレも完備されている。長安寺にお参りした後シャクナゲを見ながら、テレビ中継塔の保守道路を登っていく。中継塔の少し下から山道となり、中継塔から先は風倒木が多く荒れているが、テープなどを頼れば踏分道もはっきりしており迷うことはない。写真は都甲中学近くから見た屋山、(クリックして登山口近くからの拡大
 5月 5日 大分郡
庄内町
冠山
(烏帽子岳)
冠山(クリックして拡大) 大分郡庄内町にある冠山(761.4m)は地元では烏帽子岳と呼ばれているようで、地図にも二つの山名が書かれている。また、登山口近くには昔栄えていた永慶寺があったそうで、永慶寺山とも呼ばれているようだ。国道210号線の小野屋駅近くに大竜信号があり、そこから登山口近くまで自家用車で行ける。大竜山も近くにあるが、この日は登山口がわからずまたの機会とした。
 登山口へは大竜信号を左折して直入町方向に入り込み、旧東庄内小学校跡地にできた五ヶ瀬住宅の先を右折して雷(いかずち)地区に向かい、かなり急な道狭いを登っていく。
 旧永慶寺跡近くから分岐する林道を登り、谷川沿いから杉山を超え新しい造林地の上を通りコルに出て少し登れば登山口から1時間ほどで山頂だ。
 写真は登山口近くの林道から見た冠山。クリックして庄内駅付近から見た冠山
 5月 3日 宇佐市
鬼落山
(おにおてやま
鬼落山(クリックして拡大)  宇佐平野から南の方角を眺めると麻生地区におむすびを並べたような山がいくつか見える。その真ん中にある一番高い山が鬼落山(576m)で、鬼も落ちてしまうような急な山から付いた名前なのではないかと思う。宇佐別府道路の四日市ICから県道宇佐本耶馬溪線(44号線)を耶馬溪方向に進み、山の裏側が石切場となっている稲積山(405m)を回り込んで山袋地区に入る。神社の横を通り林道山袋線を少し進むと、三叉路があり案内板があったので、そこに所に車を止めた。右手に登る林道が登山道路となり鬼落山と石井山(487.5m)に登ることができる。林道の終点から小さな谷川沿いに山道を登ることになり、谷川の水がなくなる頃から勾配はきつくなり、若い杉の造林の中を登ると石井山との分岐に着く。そこから岩場を登り尾根沿いに進むと鬼落山の山頂に着く。登山口からは約2時間ほど、林道終点から70分ほどかかった。写真は麻生地区手前から見た鬼落山でクリックして周辺の山々
 4月16日 大分郡
湯布院町
野稲岳
野稲岳(クリックして拡大)  大分自動車道を湯布院から水分峠方向に進むと山頂に中継用のアンテナのあるなだらかな山が正面に見える。この山が野稲岳(1,037.6m)だが、標高の割にはまわりからも目立たずよく見る山であるにもかかわらず、今まであまり登ってみたいとは思わなかった。 大分100山の一座でもあり、ガイドブックで登山道を確認し登ることにした。
 水分峠から九州横断道路を3kmほど阿蘇方面に行くと野矢方面に行く道があり、入り込んですぐの所に左に登る林道の柵がある。そこが登山口となり、山頂まで広い道が続いている。ガイドブックでは林道の途中から登山道があるようになっているが今は荒れているので林道を歩くのが無難だ。登山口から50分程で中継アンテナへの分岐に着き、15分もすれば山頂だ。
 写真は、水分峠付近の九州横断道路から見た野稲岳(クリックして拡大)
 4月 9日 玖珠郡
玖珠町
大岩扇山
大岩扇山(クリックして拡大)  玖珠郡玖珠町の周辺には万年山などメーサ型の山が多く、県南部地域の山の風景とはずいぶん違って感じる。40年ほど前に玖珠盆地を列車に乗って初めて通った時は違う国に来たのではないかと思ったほどだった。
 今回登った大岩扇山(691.1m)は典型的なメーサ型火山で、山頂部の柱状節理は玖珠盆地からでもはっきり見え、国指定の天然記念物に指定されているほどだ。
 登山道は玖珠町森地区の若宮神社付近から町道を影ノ木まで登り、そこから石畳の旧森藩参勤交代道路を八町越えまで登る。九重町の竜門の滝側から来ればこの八町越えまで自家用車でも来られる。牧場の柵を越え山頂に向かうが草原の中広い道を緩やかに登っていく。平坦な道になると山頂近くにあるテレビ受信アンテナと石碑が見え、そこが大岩扇山の山頂になる。3等三角点「岩扇」は山頂の少し西側にある。山頂からは360度の展望がきく。
 3月26日 大分市
霊山
(りょうぜん)
明磧から見た霊山(クリックして拡大)  大分市の郊外にある霊山(610m)は古くから中腹にお寺が祀られていて、のちに山の形がインドの霊鷲山に似ていることからその一部が飛んできたのではないかと、飛来山霊山寺と名付けられたとなっている。
 山の名前もその昔は稙田山と言われていたそうだが、霊山寺がある山から霊山(りょうぜん)となったそうだ。
 霊山寺まで自家用車で行けば山頂までは4、50分で行ける。霊山寺からでも大分市内は展望できるが、山頂から北西に延びる尾根には2か所の展望所があり、そこからだと由布岳から佐賀関方面まで展望できる。
 なお、山頂の等高線は610mで、3等三角点「木上」は展望所近くにあり、標高は595.96mとなっている。写真をクリックして霊山周辺のパノラマ写真
 3月19日 大分郡
湯布院町
伽藍岳
伽藍岳(クリックして拡大)  大分自動車道を湯布院方面から別府方面に向かって進むと、由布岳を回り込み塚原高原に出ると山肌から噴煙を上げる山が正面に見えてくる。別名を硫黄山とも呼ばれている伽藍岳(1,045.3m)だ。
 この山も塚原温泉から塚原越えの峠を経て登ることができるので、内山に登ったときに足を延ばしてみた。
 塚原越から20分ほどで山頂に着くので、塚原温泉からでも4、50分あれば登ることができる。この日は行かなかったが古墳のような石組みを見ながら西峰に行くのも良い。(片道20分くらい)
 山頂付近にはミヤマキリシマの株もあり、6月初旬にはピンクの花が楽しめると思う。山頂からの展望も素晴らしく、別府市内が手に取るように見渡せ、国東半島や大分市内の展望もきく。
 噴煙が出ている伽藍岳の写真をクリックすると内山中腹から見た拡大写真
 3月19日 別府市
 内山
伽藍岳から見た内山(クリックして拡大)  大分自動車道を別府から湯布院に向かって進むと、広い塚原高原に出る。由布岳の双耳峰が見える頃、左側には噴煙を上げる伽藍岳と共に鶴見岳に続く山塊が見える。別府市内から見ると大きなピークもないので鶴見岳の裾野のようにもあり、手前の扇山が目立ちすぎてなかなかこの山のみに登ろうとは思わない。
 内山(1,275.4m)は鶴見岳から鞍が戸、船底を通り明礬温泉に抜ける縦走ルートのうえにあり、山頂付近は樹木もないので別府湾や大分市内をはじめ塚原高原やくじゅう連山なども展望できる。間近に見える由布岳は北側の崩落とその砂防ダムが山頂のすぐしたまで続いているのが確認できる。また、この日は暖かかったためか鶴見岳北側でも時折大きな音を立てて岩が落ちていた。
 写真は伽藍岳から見た内山とそれに続く鶴見岳で、クリックすると塚原高原から見た内山
登った年月別山登り一覧 平成12年に登った山 平成13年に登った山 平成14年に登った山 平成15年前半に登った山
平成15年後半に登った山 平成16年に登った山 平成17年前半に登った山 平成17年後半に登った山
平成18年に登った山 平成19年に登った山 平成20年に登った山 平成21年に登った山
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